2007年末の発売直後からiPod touch用ケースのリリースが急増しましたが、最近は低調です。しかし、ここ数週間で3つの新しいケースをテストする機会に恵まれました。iSkinのiSkin touch(30ドル)、Gecko GearのSafe Case(30オーストラリアドル/29米ドル)、そしてIncaseのSlider Case(35ドル)です。これら3つのケースはいずれも保護力は同等ですが、外観やその他の細かい点が異なります。本日はそれぞれ個別のレビューで簡単にご紹介します。

IncaseのiPod touch用Slider Caseは、本質的にはSafe Caseのやや控えめなバージョンで、価格も高めです。iPodの表面を覆ったり、付属品を同梱したりするのではなく、Incaseは以前のiPhone用Slider Caseをベースにしたシンプルな2ピースシェルを採用しています。
シェルは2つのパーツに分かれており、片方は側面とベゼルを含む上部の5分の4を覆い、もう片方は下部の5分の1を覆います。どちらも1mmの薄さのプラスチック製で、内側は光沢があり、外側はソフトタッチのラバー仕上げです。フィルム、スタンド、ベルトクリップなどの装飾は一切ありません。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ローズ、レッド、オレンジの5色展開で、iPod touchの画面、上部のスリープ/スリープ解除ボタン、下部のポートは保護されていません。


スライドオープン式のツーピースデザインは、ほとんどのケースでは使えない特殊なドックが付属していた初代iPhoneには理にかなったものでしたが、iPod touchではドッキングのために底部シェルをスライドさせて取り外す必要はありません。取り外すかどうかに関わらず、Safe Caseや他のほとんどのiPod touchケースと同様に、iPod touchをユニバーサルドックに差し込むことができます。
底部の穴はやや大きめのデザインで、アダプタを必要とせずにほとんどのヘッドフォンや Dock コネクタベースのアクセサリを収容できます。そのままでは動作しないものが見つかった場合は、底部をスライドさせて取り外すこともできます。


Sliderの存在意義は、その外観にあります。Incaseの他の製品と同様に、ミニマルなデザインは、タッチパッドで最も傷つきやすい表面(金属製の背面ハウジング)を保護し、同時に本体に彩りを添える効果もあります。ソフトタッチラバーの感触も気に入りました。しかし、薄いプラスチック製のケース2つで35ドルという価格は、依然として問題だと感じています。