ロイターの報道によると、国境の緊張によりインドが中国からの輸入を停止しているため、アップルやその他多くの企業が困難に直面しており、インドのチェンナイ港で滞留している積荷の解放に奮闘しているという。
報道によると、チェンナイの税関職員は、中国からの様々な電子部品やスマートフォンの出荷150件以上を差し押さえている。これにより、フォックスコンの工場の操業に支障が出ている。フォックスコンはAppleの主要サプライヤーの一つだ。情報筋によると、台湾企業フォックスコンの2つの工場は今週は操業停止となり、多くの従業員が仕事がないことから自宅待機を余儀なくされている。

ロイター通信は報道の中で、インドは一部の出荷を処理中だが、この遅延によりフォックスコン、ひいてはアップルにとって非常に悪い状況が生じていると伝えた。
貨物の遅延は世界中の企業に影響を及ぼしています。インドと米国の複数のロビー団体は、インド政府に対し、問題解決のために介入するよう求めています。インド政府は、中国からの貨物に対するこれらの厳格な通関措置は恒久的なものではないと述べています。