ジョナサン・アイブ氏がアップルを離れ、自分の会社を立ち上げると発表したとき、アップルは最高執行責任者のジェフ・ウィリアムズ氏をアイブ氏の後任に昇進させた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは最近、ウィリアム氏を製品デザイン担当として、またティム・クック氏の後継者としての可能性について取り上げた。

ウィリアムズ氏の下で働いていた人々によると、Apple製品開発においては、COOであるウィリアムズ氏の方がクック氏よりも目立ってきたという。ウィリアムズ氏は常に、Apple製品の外観や使い勝手に関心を示してきた。また、Apple Watchがファッション重視のデバイスから、健康とフィットネスを重視したデバイスへと進化していく過程にも尽力した。
アイブ氏は今年Appleを去る予定だが、ウィリアムズ氏が責任を取る覚悟があるのかどうか、多くの人が疑問を抱いている。ウィリアムズ氏が担うことになる役割は確かに大きいが、AppleはCOOをCEOに据えるという決断に自信を持っているようだ。しかし、答えは時が経てば分かるだろう。