IncipioはiPad mini Retina版の発売直後、iPad Air用Lexington(40ドル)を発売しました。miniからRetina miniへの改良版を含めると、これで4代目となります。今回も合成皮革のフォリオケースに、タブレットを固定するための硬質プラスチック製のシェルが付いており、第3世代iPadの頃に発売されたものよりもmini版に近い外観です。


Lexingtonの本体は、ソフトな手触りのラバーコーティングされたプラスチックシェルで、4種類のフェイクレザー仕上げとカラーマッチングされています。オリジナル版のように上下の端までカバーが伸びているのに対し、Lexingtonは上下の角の間で止まっています。スリープ/スリープ解除ボタン、マイク、ヘッドホンポートのための窪みがありますが、アルミニウムも露出しています。
両方のスピーカーの外側のスペースも同様です。保護性能がこのように低下しているのは残念です。


ありがたいことに、一つだけ欠けている点があります。それは、マグネット式のロックとロック解除です。どういうわけか、多くのiPad Airケースにはこの機能が欠けていたので、このケースに搭載されているのは嬉しいですね。STMのCapeと同様に、このケースもタブシステムを採用しており、閉じた状態を保ち、折りたたむとスタンドになります。
他のオプションと比較すると理想的とは言えず、この時点では少し時代遅れの感じがしますが、機能します。


Incipioはこれまで多くの製品を継続的に改良してきたため、Lexingtonが後退しているように見えるのは驚きですが、それが現状です。以前のバージョンに比べて保護性能が低下しており、それを補うような改良も見られません。同じ価格帯であれば、Capeはより上質な外装(合成皮革ではなくファブリック)と、より優れた保護性能を備えています。