Appleは、COVID-19の発生以来、その蔓延阻止に尽力してきました。4月初旬には、世界中の医療従事者のためにフェイスシールドの製造を製造会社に依頼しました。Appleは現在までに、世界中に750万枚のフェイスシールドを出荷しています。
この発表は、AppleのCEOであるティム・クック氏が第2四半期の業績を発表する際に行われたものです。Appleは現在、毎週約100万枚のフェイスシールドを製造・出荷しています。

クック氏はさらにいくつかの発表を行いました。AppleのCOVID-19スクリーニングアプリをダウンロードしたユーザーが200万人を超えていること、また、AppleのCOVID-19ウェブサイトのウェブ版にアクセスしたユニークビジター数が300万人に達したことも発表しました。Appleは、ホワイトハウスのコロナウイルス対策本部、FEMA(連邦緊急事態管理庁)、CDC(疾病対策センター)と提携してCOVID-19アプリを開発しました。
Appleはフェイスシールドを製造し、世界中に出荷しただけでなく、N95マスクの寄付も行っています。これまでにAppleは世界中の医師や医療従事者に2,000万枚以上のN95マスクを寄付しました。これらのN95マスクは、COVID-19の感染拡大を阻止する上で効果的な手段です。Appleはまた、Googleと提携して、曝露通知APIを開発しました。このAPIの目的は、公衆衛生当局がコロナウイルスに曝露した人々を追跡するためのモバイルアプリを作成できるようにすることです。