AppleがAirPodsの生産削減を計画、日経が報道

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AppleがAirPodsの生産削減を計画、日経が報道

Appleは2016年にiPhoneからヘッドホンジャックを廃止し、AirPodsを発表したことで、ワイヤレスオーディオ業界をかつてない高みへと押し上げました。その後、大手スマートフォンメーカーも追随し、3.5mmヘッドホンジャックを廃止しました。同時に、既存のオーディオアクセサリーメーカーもワイヤレスオーディオ製品への投資を開始し、多くの新規参入企業も市場に参入しました。

AirPodsは、Apple Watchに次いで、近年Apple製品の中でも最も人気のある製品の一つです。発売以来、数百万台を販売し、全ラインナップで二桁の成長を記録しています。しかし、他社が高品質な製品をはるかに低価格で提供し続けているため、AirPodsの需要はようやく減少しつつあるようです。

Apple AirPods(充電ケース付き)

需要の減少、在庫の売れ残り

世界最大の経済紙である日経アジア版によると、Appleは需要の減少を見込んで、2021年中にAirPods製品の生産を削減する計画です。クパティーノに本社を置く同社は、 当初AirPodsアクセサリーを1億1000万個生産する計画でしたが、7500万個から8500万個程度に縮小する計画だと報じられています。


AirPodsとAirPods Pro

2020年、Appleは契約メーカーに対し、AirPods製品を8,000万台から9,000万台生産するよう指示したと報じられています。しかし、業績不振により、多くの製品が在庫として滞留しています。Appleは、近い将来に次世代AirPodsを発売することで、売上が回復することを期待していると報じられています。 

Appleは近々第3世代AirPodsを発表すると広く予想されています。以前、4月のイベントで新型AirPodsを発表すると報じられていましたが、残念ながら実現しませんでした。次期AirPodsは、上位機種であるAirPods Proに似たデザインで、ステムが短くなると報じられています。


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