DivoomのAuraBox(70ドル)はBluetooth 4.0スピーカーですが、この小さな黒い四角い箱には、Bluetooth 4.0以外にも様々な機能が搭載されています。最大のセールスポイントは、10×10インチの正方形LEDディスプレイで、絵やメッセージ、アニメーションなどを表示できます。AuraBoxアプリを使えば、独自のアニメーションを作成することもできます。AuraBoxはビジュアル通知システムとしても機能し、テキストメッセージ、着信、FacebookやTwitterの通知など、様々な通知を表示します。アニメーションの一つに、iOSデバイスの時刻と同期する目覚まし時計機能があり、内蔵の温度センサーも注目すべき機能です。AuraBoxはスピーカーフォンとしても使用できます。


AuraBoxは、縦4.33インチ(約10.7cm)の正方形で、幅約5cmです。ライトウォールはプラスチック製で、スピーカーの残りの部分は黒のマットラバー製です。
コントロールはアクセサリ上部に配置されており、スピーカーグリルの近くにはMicro-USB充電ポートとAUXジャックがあります。スピーカーがLEDの向きと逆向きになっていることに注意してください。デザイン上は必要なようですが、それでも少し違和感があり、音楽に合わせて動くアニメーションの趣旨を損ねています。音楽を聴く際に最高の結果を求めるなら、スピーカーの方を向いている方が良いでしょう。

スピーカーとしてのAuraBoxは、せいぜい「まあまあ」といったところです。5Wの3インチドライバーを搭載し、サイズを考えると音量は十分ですが、音量を上げるとかなりの歪みが生じます。低価格帯のBluetoothスピーカーなので当然ですが、曲によって音質はばらつきがあります。心地よく聴こえる曲もあれば、細部の再現性が著しく欠ける曲もあります。
低音はありますが、洗練されていません。AuraBoxを長時間のリスニングにお勧めしません。スピーカーフォンとしては、AuraBoxはまずまずの性能を発揮します。Divoomによると、AuraBoxはフル充電で最大6時間の再生が可能とのことです。

AuraBoxの真の魅力は、LEDフェイスにあります。その点に関しては、すべてが比較的使いやすく、視覚的な通知はタイムリーにポップアップ表示され、独自のイラストやアニメーションをデザインするのも楽しかったです。そこまで深く考えたくない人のために、Divoomには既製のイラストやアニメーションが多数用意されています。