Appleは新たなサポートドキュメントを公開し、同社のiCloud Documents and Dataサービスが今後iCloud Driveという単一のサービスに統合されることを発表しました。2020年5月以降、iCloud Driveのみが存続し、iCloud Documents and Dataサービスは廃止されます。
iCloud Documents and Data の使い方は少し複雑です。しかし、iCloud Drive を使う方がはるかに簡単です。iCloud Drive、iCloud Documents、Data の動作はほぼ同じで、アプリからデータをバックアップするという点は同じです。

さまざまなサービスを統合するiCloud Drive
Appleは2014年、全サービスを統合する動きの一環としてiCloud Driveをリリースしました。これにより、ユーザーはドキュメント、ファイル、その他対応しているものをiCloud経由ですべてのデバイス間で同期できるようになりました。iCloud Driveは、Mac、iPhone、iPadから有効にできます。iPhoneまたはiPadでは、「設定」>「iCloud」に移動し、「iCloud Drive」のスイッチをオンにします。Macでは、「システム環境設定」>「Apple ID」>「iCloud」に移動し、「iCloud Drive」のオプションをオンにします。

2022年5月、従来のドキュメント同期サービスであるiCloud Documents and Dataサービスは中断され、iCloud Driveに完全に置き換えられます。そのため、iCloud Documents and Dataをご利用の場合、アカウントは5月以降iCloud Driveに移行されます。
iCloud 書類とデータサービスをご利用の場合、ファイルを表示するには、以下の手順に従って iCloud Drive を有効化する必要があります。iCloud にアップグレードしても、iCloud に保存されているファイルに使用されるストレージ容量は変わりません。
標準のiCloudストレージがいっぱいになった場合は、追加料金を支払って追加ストレージを選択できます。昨年、Appleは「Apple One」プランもリリースしました。これは、同社が提供するすべてのサービスと追加のiCloudストレージ(プランによって異なります)を組み合わせたものです。