Appleは本日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、Appleマップの情報を活用したモビリティデータトレンドツールをリリースしました。このツールは、保健当局や地方自治体にCOVID-19の感染拡大防止に役立つ情報を提供します。
Appleマップから収集されたデータは、世界中の主要都市の移動傾向を示しています。63か国の主要都市をカバーしています。このデータは、ユーザーがAppleマップ上で道順を検索する際のリクエストに基づいて生成されています。


モビリティトレンドに関するデータセットは、公共交通機関、徒歩、そして自動運転を利用する人々の状況を示しています。このデータにより、ユーザーは1月13日以降のルート検索リクエストにどの程度の変化があったかを把握できます。このツールでは、1月13日以降に人々が行ったリクエストを国、都市、地域別に検索できます。
モビリティトレンドツールに加え、Appleは様々な取り組みを通じてCOVID-19の感染拡大防止に取り組んでいます。医療従事者向けに3,000万枚以上のフェイスマスクを寄付しました。先週、Googleと提携し、Bluetooth技術を活用してコロナウイルスの感染拡大を阻止するアプリを開発しました。また、CDC(米国疾病対策センター)と提携し、COVID-19スクリーニングアプリの開発も開始しました。