Android版Apple Musicにダークモード、Chromecast、ライブ歌詞機能などが追加

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Android版Apple Musicにダークモード、Chromecast、ライブ歌詞機能などが追加

Apple Musicは、同社が提供する数少ないマルチプラットフォーム対応サービスの一つです。Android版のストリーミングサービスアプリは、長らく大幅なデザイン変更が行われていませんでした。本日、Android版Apple Musicアプリがアップデートされ、ダークモードやChromecastのサポートなどが追加されました。

Android版Apple Musicアプリがアップデートされ、Androidに欠けていた重要な機能の一つ、ライブ歌詞表示機能が追加されました。iOS版Apple Musicでは「ライブ歌詞」機能がかなり前から提供されており、Android版でも待望の機能でした。今回のアップデートはAndroidユーザーにとって嬉しいものとなるでしょう。 

Android版Apple Musicにダークモード、Chromecast、ライブ歌詞機能などが追加

Apple MusicとSpotify

Android 10のシステム全体のダークモードがオンになると、アプリのダークモードも自動的に起動します。ダークテーマは、アプリ業界で最も要望の多かった機能の一つです。大手ソフトウェアメーカーは、GoogleとAppleのダークテーマ導入に倣い、自社アプリのダークバージョンの開発に着手しています。

最も注目すべき追加機能の一つはChromecastのサポートです。iOS版Apple Musicは、スピーカーにワイヤレス接続するためのApple独自のキャストシステムであるAirPlayを長年サポートしてきました。しかし、AndroidユーザーはGoogle製品やApple以外の製品を使用する傾向があり、スピーカーといえばGoogle Homeが最も人気が高い製品の一つです。Chromecastのサポートにより、Android版Apple MusicユーザーはGoogle Homeに簡単に接続できるようになりました。

最近、Apple MusicはAndroid Autoのサポートも追加し、Apple以外のエコシステムでもApple Musicの利用範囲が広がりました。これらの取り組みは、世界中で2億人以上のユーザーを誇るSpotifyに対し、Apple Musicは約6,000万人のユーザーを抱えるSpotifyに対抗しようとするAppleの試みを示しています。注目すべきは、Spotifyは有料プランに加え、広告収入で収益を得ている無料プランも提供している点です。一方、Apple Musicは有料プランのみを提供しています。


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