Braven 650のレビューでは、同社がSparからZephyrシリーズに移行した経緯について簡単に説明しました。SparはZephyr 550と基本的に同じモデルで、外観、音質、バッテリーに改良が加えられていました。今回、Braven 600(150ドル)が届きました。これは、外観はほぼ同じですが、内部のコンポーネントが異なる、より手頃な価格のワイヤレスBluetoothスピーカーです。30ドルの節約は、バッテリー寿命の短縮と音質のわずかな違いを伴います。

650と同様に、Braven 600は、幅6.25インチ(約15.4cm)、奥行き1.75インチ(約4.3cm)、高さ2.5インチ(約6.8cm)のアルミ製の筐体に、Bluetooth音楽ストリーミングとiPhone対応スピーカーフォン機能を搭載しています。外観上の違いは、600のより濃いグレーのボディと、右下隅のラベルのみです。
それ以外は完全に同一です。今回の製品には、電源アダプター、4つの国際対応プラグ、Micro-USB充電ケーブル、AUXケーブルが付属しています。これらの国際対応電源コネクターは以前のパッケージには含まれていませんでした。片側にはバッテリーインジケーターボタンとライト、ライン出力ポート、USB充電器があり、もう片側にはより密集した構造になっています。ペアリング/スピーカーフォンボタン、電源スイッチ、音量ボタン、Micro-USBポートとライン入力ポートがあります。


見た目は同じですが、高忠実度オーディオ ドライバーのおかげで、両者のオーディオは若干異なります。
650は明らかにわずかに音質が良く、特に高音域が優れています。最大音量では、Braven 600は明らかに音質が悪く、歪みもかなりあります。Braven 650をJawboneのJamboxと比較したところ、「Jamboxほど低音が不足しているわけでもなく、より鮮明でバランスの取れたサウンド」と評価しました。Braven 600についても同様です。

私たちがテストしたポータブルオーディオシステムのほとんどは、バッテリーを有効活用してスピーカーの電力を節約する機能を備えていませんが、ZephyrやBravenなど一部のモデルにはUSBポートが搭載されており、外出先でもiPhoneやiPodを充電できます。Braven 650は2000mAhのバッテリーを搭載し、20時間の再生が可能です。Braven 600は1400mAhと容量が小さくなっていますが、それでも約12時間の再生が可能です。