Apple CEOのティム・クック氏は最近、米国証券取引委員会への提出書類の中で、保有するApple株を約3,320万ドルで交換した。
クック氏は自社株約19万6410株を売却し、平均売却価格に基づくと3320万ドルの利益を得た。税引き後では1640万ドルとなる。今週売却された株式はすべて、業績に基づく株式報酬によるものだ。アップルの上級管理職と同様に、インサイダー取引法に基づき、事前に定められた取引計画が設定されている。提出書類によると、売却後もクック氏はアップル株を330万株保有している。

ティム・クック氏は保有するアップル株を段階的に売却する意向があると見られており、フォーチュン誌は同CEOが「全財産を寄付する」計画だと報じている。クック氏は2011年にスティーブ・ジョブズ氏が退任するまで、後継者として活躍していた。