Apple Payは、カタール国立銀行との提携により、カタールで正式にサービスを開始しました。中東・北アフリカ地域でApple Pay決済サービスが利用可能になったのは、これで3例目となります。
QNB銀行はプレスリリースで、Apple Payの利用開始とNFC取引の実行方法を発表しました。また、顧客に非接触型決済ソリューションを提供するために、Apple Payと並行して複数のデジタル決済ソリューションを開発していることも発表しました。

カタール国立銀行は31か国と近隣諸国を管轄し、中東最大級の金融機関の一つとされています。ただし、Apple Payはカタール在住者に限定されているようですが、今後変更される可能性があります。
QNBのお客様は、Apple Payアカウントにクレジットカードまたはデビットカードを追加して、それぞれの特典やリワードをご利用いただけるようになりました。カタールはMENA地域でApple Payを導入した3番目の国であり、UAE(2017年)とサウジアラビア(2019年)がそれぞれ1位と2位でした。