iHomeは、「ユーティリティ」スピーカーといえば真っ先に思い浮かぶ企業の一つです。同社の代名詞であるクロックラジオ風のデザインから、化粧鏡や睡眠セラピーシステムといった興味深い製品まで、幅広い製品を取り揃えています。同社の最新製品はやや平凡ではありますが、それでもなお魅力的で、実用性も高いと言えるでしょう。Aquioは、16オンスの二重壁ステンレスボトルと取り外し可能なBluetoothスピーカーを一体化させた製品で、アウトドアアドベンチャーに持ち運ぶデバイスが一つ減ります。

Aquioボトルは、金属製でBPAフリーの断熱ボトルで、温かい飲み物は最大14時間、冷たい飲み物は最大24時間、保温性を保ちます。ねじ込み式のキャップには布製のループが付いており、バックパックや自転車ラックに掛けることができます。ボトルと付属のスピーカーは、ブラック、シーフォーム、ブラッシュ、メルローの4色からお選びいただけます。

ウォーターボトルの底には、織物で包まれた 5 ワットの Bluetooth スピーカーがねじ止めされています。
このスピーカーはIP67等級ですが、iHomeは当然ながらウォーターボトルを取り付けたまま洗わないことを推奨しています。また、内蔵の充電式バッテリーで、6時間の再生が保証されています。USB-A - マイクロUSB充電ケーブルがパッケージに含まれていますが、Aquioの価格帯のほとんどのスピーカーと同様に、iHomeでは充電用に独自のUSB電源を用意する必要があります。スピーカー背面のマイクロUSB充電ポートはゴム製のフラップで覆われていますが、AquioではBluetoothを使用するか、何も使用しないかのどちらかになります。ただし、ほとんどの人がAUX入力機能に不満を感じることはないと思います。スピーカー下部のベースはねじを外すこともできるため、スピーカーを外してウォーターボトルを取り出したい場合は、スピーカーを直接ウォーターボトルに取り付けることができます。

スピーカー自体にはボタンが 3 つしかありません。再生/一時停止ボタンは前面の中央の目立つ位置にあり、電源ボタンと Bluetooth ペアリング ボタンはフラップの両側にあります。
音量やトラックナビゲーションのコントロールはないため、iPhoneなどのソースデバイスから操作する必要があります。Aquioは、デジタルエコーキャンセレーションと音声発信者ID機能を備えたスピーカーフォン機能も提供しています。

音質に関しては、Aquioは概して特筆すべき点がないと言えるでしょう。しかし、価格帯を考えると、まともなスピーカーではないというわけではありません。低音は確かに出ていますが、パッシブラジエーターを設置するスペースがあまりないため、やや貧弱な印象です。