数百種類ものケースやアクセサリーが大量に入荷しているため、iPhone 3G用ケース(以前レビューしたケースとほぼ同じもの)の簡略レビューを掲載することにしました。今回のレビューでは、昨年発売された初代iPhone用iVolutionの後継機種、VajaのiPhone 3G用iVolution(85ドル)を取り上げます。

Vajaのかつての主力製品であるiVolutionケースは、美しくカスタマイズ可能で保護力の高いiPod用レザーハードケースから、後期型iPodやiPhone用の「3つのうち2つが良い」ものへと変わってしまい、もはや何を期待していいのか全く分からなくなっています。時が経つにつれ、VajaはiVolutionの一体型スクリーン保護機能を廃止し、価格も値上げしました。このケースは、本体をはるかにカバーするケースと同等かそれ以上の価格設定になっています。
現在は、昨年のケースを改善するというよりは、むしろそれを様式化する、反復的な調整を行っています。

iPhone 3G版のiVolutionは、前モデルより5ドル値上がりしましたが、革張りのハードシェルという基本的な構成は変わりません。上部、前面、側面、底面には、iPhone 3Gの画面、コントロール、スピーカー、マイク、カメラにアクセスするための穴が開けられています。85ドルという価格で、前面と背面の外装、そして内装もそれぞれ異なる38色からお選びいただけます。これは依然として高いカスタマイズ性であり、iVolutionの最大のセールスポイントとなっています。
ただし、もう一度言いますが、画面保護は付属しておらず、ケースはユニバーサル ドックと互換性がないため、底部が開いているにもかかわらず、ほとんどのスピーカーやその他多くの底部取り付けアクセサリを使用するには 3G を取り外す必要があります。


このバージョンのiVolutionには、ある大きな理由から複雑な思いを抱いています。昨年も指摘したように、「iVolutionは毎年価格が上昇し続けている一方で、保護性能は低下している」のですが、残念ながらその傾向は今も続いています。昨年よりもiPhoneのガラス面がさらに露出しており、フロントカバーは奇妙な角度でデザインされています。これは、3Gのイヤホンスピーカーの片側にあるVajaロゴを収めるためだけに設計されたものです。昨年のホームボタンプロテクターは少し奥まりすぎていましたが、今年のホームボタンプロテクターは、反応は良くなったものの、アイコンが少し中心からずれていて、少し膨らみすぎているように見えます。

全体的に、iVolution は良くなっているという感じではなく、むしろ年々変化し、価格が上昇し、保護に関して同じ間違いを犯しているだけのように思えます。