AppleのARグラスでiPhoneのロックを解除できるかもしれない、と特許が示唆

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AppleのARグラスでiPhoneのロックを解除できるかもしれない、と特許が示唆

人々が持ち歩くデバイスの数は増加しており、今後さらに増え続けると見込まれます。Appleは、個々のデバイスを個別に認証(ログイン)するプロセスをなくすことで、すべてのデバイスへのアクセスを高速化したいと考えています。

Appleは、近日発売予定のARグラスに、近接センサーを利用して近くのデバイスのロックを自動的に解除する機能を追加する予定です。同社がARグラスの開発に取り組んでいることは以前から噂されており、現在の報道では早くても2021年の発売が予想されています。

AppleのARグラスでiPhoneのロックを解除できるかもしれない、と特許が示唆

シームレスなロック解除プロセス

クパチーノに拠点を置く同社は、Touch IDとFace IDをリリースしました。どちらも業界に革命をもたらし、デバイスのロック解除プロセスの改善に大きく貢献しました。電子機器のロック解除にかかる時間は大幅に短縮され、そのプロセスは時にはほとんど気づかないほどシームレスです。


AppleのARグラスでiPhoneのロックを解除できるかもしれない、と特許が示唆

Appleは現在、「認証済みデバイスによるユーザー認証」と題された特許を出願しており、これは2020年2月27日に米国特許商標庁によって公開されました。この特許では、ユーザーがヘッドセット(目の高さで頭の周りに360度バンドを装着)を装着し、近くにあるデバイスを積極的に探しているように見えるシナリオが示されています。

この技術は、他人のiPhoneやiPadを近づけると自動的にロック解除されてしまうのではないかといった疑問を提起します。しかし、「近接に基づいてデバイスをロック解除する」技術は、同じAppleアカウントを使用しているデバイスのみをロック解除する可能性があるため、実際にはそのような状況は発生しないかもしれません。

ARグラスやヘッドセット(ヘッドマウントデバイスとも呼ばれる)は、おそらくユーザー認証を必要とするか、虹彩認証技術を使用するでしょう。その後、近づいたデバイスはすべて自動的にロック解除される可能性があります。


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