Apple、macOS 11.2の2番目のRC版をリリース

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Apple、macOS 11.2の2番目のRC版をリリース

AppleはmacOS Big Sur 11.2リリース候補版(RC版)の新バージョンを公開しました。これは、1週間前にリリースされた最初のアップデートに続く2番目のRC版となります。macOS 11.0の最終版は、11月にリリースされてからほぼ2か月が経過しました。

macOS 11.2 RCアップデートは、開発者向けのテスト目的のみに提供されます。macOS 11.xのベータビルドを既に実行している開発者は、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」セクションからmacOS 11.2 RCにアップグレードできます。ただし、適切なベータビルドプロファイルをインストールする必要があります。

macOS 11.0

主要なセキュリティバグの修正

macOS 11.2のアップデートでは、現在のmacOS安定版では可能だったサードパーティ製ファイアウォールのバイパスがアプリによって許可されなくなります。Apple製アプリはセキュリティツールやVPNソフトウェアもバイパスできます。MacRumoursによると、AppleはmacOS 11.0にContentFilterExclusionListを組み込み、Apple製アプリがあらゆる障壁をバイパスできるようにしたとのことです。App Store、iCloud、マップなどのアプリがこの問題の影響を受けると報告されています。

近々一般公開されるmacOS Big Sur 11.2アップデートでは、すべてのセキュリティ問題が修正されます。これにより、Apple製アプリはすべてVPNアプリと連携し、ファイアウォールを回避できなくなります。また、Bluetoothの「信頼性」に関する問題や、M1 Mac miniの外部ディスプレイに関する問題も修正されます。

  • ‌macOS Big Sur‌ 11.2 では Bluetooth の信頼性が向上し、以下の問題が修正されています。
  • HDMI-DVIコンバータを使用してMac mini(M1、2020)に接続すると、外部ディスプレイに黒い画面が表示される場合があります。
  • 写真アプリでApple ProRAW写真を編集しても保存されない場合があります
  • iCloud Driveのデスクトップと書類フォルダオプションを無効にすると、iCloud Driveがオフになる可能性がある
  • 管理者パスワードを入力してもシステム環境設定のロックが解除されない場合があります
  • 地球儀キーを押しても絵文字と記号のパネルが表示されない場合があります

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